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9月に今年3回目の米利上げも-債券トレーダーが観測強める

Bloomberg 5/10(水) 11:53配信

債券市場はようやく米連邦準備制度のメッセージを受け入れつつあるのかもしれない。

現在の実効フェデラルファンド(FF)金利とフォワードOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ=翌日物レートと固定金利を交換する金利スワップ)を基に判断すると、トレーダーは6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げをほぼ確実視し、80%近い確率を織り込んでいる。また、9月にも追加利上げするとの観測が広がっており、確率は1週間前の約2倍の40%近くに達している。

米金融当局者は年内あと2回の利上げを予測しているが、市場は今年こそ当局が見通しを堅持する1年になるかどうかが分かるまで待つ姿勢ではない。2年債利回りは9日に1.35%と、3月以来の高水準を付け、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は約1カ月ぶりの高値を付けた。

MUFGセキュリティーズ・アメリカスの金利戦略責任者、ジョン・ハーマン氏は「米金融当局は今年、極めて一貫性がある。当局は失業率とその進路は完全雇用と見なす水準を下回っていると指摘している。これは6月会合で緩和策をさらに縮小するシナリオに沿うものだ。9月会合でもわれわれの予想通りそうするかもしれない」と述べた。

原題:Bond Traders Ramp Up Bets on September for a Third 2017 Fed Hike(抜粋)

Brian Chappatta

最終更新:5/10(水) 11:53

Bloomberg