ここから本文です

ANA、16年度の国際線利用率75.8% 旅客数、2年連続JAL上回る

5/11(木) 11:28配信

Aviation Wire

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が5月10日に発表した2016年度通期の利用実績によると、国際線は旅客数が前年度比11.6%増の911万9400人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は9.9%増の601億4806万7000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は12.2%増の456億290万旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.5ポイント上昇し75.8%だった。

 日本航空(JAL/JL、9201)の2016年度の国際線通期実績は、旅客数が839万4777人(前年度比0.8%減)、ASKは506億2165万6000座席キロ(0.1%増)、RPKは406億3305万人キロ(0.8%増)で、それぞれANAがJALを上回った。通期の旅客数は、2年連続でJALを上回った。

 羽田空港国際線発着枠の傾斜配分を受け、2014年3月末の夏ダイヤから国際線を大幅増便したことで、提供座席数が大幅に増加。旅客数も堅調に増えている。

 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは北米方面/ホノルルの78.0%(前年度比3.2ポイント上昇)で、低かったのはアジア/オセアニア方面の73.6%(0.3ポイント低下)だった。欧州方面は77.0%(3.0ポイント上昇)だった。旅客数はすべての方面で増加した。増加率が最も高かったのはアジア/オセアニア方面で、14.1%増の630万3684人。最も低かったのは欧州方面で、4.4%増の78万7661人だった。

 一方、国内線は旅客数が前年度比0.6%増の3866万5432人、ASKは1.0%減の536億598万4000座席キロ、RPKは1.2%増の351億4784万4000旅客キロ、搭乗率は1.5ポイント上昇し65.6%となった。

 国内線のうち、羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、那覇線の70.5%(1.3ポイント上昇)が最も高く、最低値は福岡線の66.0%(0.4ポイント低下)。旅客数は伊丹線と那覇線が前年を上回った。最も増加した那覇線は6.8%増の250万1849人、最も減少した札幌線は3.1%減で356万3574人だった。

 羽田-石垣間の直行便は、搭乗率が78.1%(2.8ポイント上昇)、旅客数は32万3886人(5.3%増)、提供座席数は1.5%増だった。羽田-中部線の搭乗率は66.7%(7.4ポイント上昇)。旅客数は8万1062人(13.3%増)で、提供座席数は0.8%増だった。

 2016年3月27日に運航を開始した羽田-宮古線は、搭乗率が85.6%、旅客数は11万5044人だった。

Yusuke KOHASE

最終更新:5/11(木) 11:28
Aviation Wire