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名曲『恋人よ』誕生は「日比谷公園のベンチで…」 デビュー45周年の五輪真弓、全国ツアースタート

夕刊フジ 5/11(木) 16:56配信

 デビュー45周年を迎えたシンガー・ソングライター、五輪真弓(66)が、20日からコンサートツアーをスタートさせる。多くの名曲を生んできた五輪だが、中でも「恋人よ」(1980年)は昭和を代表する1曲として名高い。その誕生の秘密を明かした。

 20日、東京・かつしかシンフォニーヒルズからスタートするツアーは全国19会場、10月28日までの長丁場だ。

 ツアータイトルは「flower」。「春になると天に向かって花を咲かせる力強さが励みなんです。漢字よりも『フラワー』のほうが、風を感じることができて、生きているって感じがするでしょう」と命名のワケを明かす。

 あっという間の45年だったが「特に40周年からの5年間は2013年にコンサートを再開し、ライブアルバムもつくるなど充実していた」。

 この3年、ツアーは秋からのスタートだった。「今回は春から始まるので、軽快な選曲になっている。過去の曲も、もしかしたら新曲に聞こえるかも」と意欲をみせる。

 五輪の代表曲といえば「恋人よ」。事故死した恩師を思い書いた曲だが「デビューしたころからいつまでも残る歌を作ろうと思っているから、それが実証されたかな」。

 晩秋の公園が舞台だが「あれは実は日比谷公園なんです。ベンチに座っていたら、マラソンをする人の砂利を踏む音が耳に残って。そこに生きてきて感じた場面をパッチワークのようにつないで出来上がったの」。

 曲中には「マラソン人(びと)」という言葉が印象的に登場する。それは「マラソンマン」でも「マラソンをする人」でもない。「辞書にもない言葉だけど、前に向かって進んでいくことを象徴的に表す言葉として作ったんです。想像力をかき立てるでしょう。それでグッと歌のイメージが広がるんです」

 ライブでは「歌の持つ意味を真っ先に伝えたい」と語るが、そのための準備も怠らない。「声を維持するため、毎日1時間はしっかり歌って、筋肉を衰えさせないようにしています」

 ツアーは7月16日に東京・東京国際フォーラムでも開催。問い合わせは(キョードー東京(電)0570・550・799、平日午前11時~午後6時、土日祝午前10時~午後6時)。

最終更新:5/11(木) 16:56

夕刊フジ