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複合施設予算案、6月議会提出せず リコール運動さなか、河津町長方針

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 7:52配信

 河津町の複合施設建設計画を巡り、相馬宏行町長は10日、関連費を盛り込んだ補正予算案を6月議会に提出しない方針を明らかにした。事業推進の意向は変わらず、町民有志が展開している町長に対するリコール運動の結果を踏まえ、議会提出時期を再検討する。

 関連費の予算案計上延期は2017年度当初に続いて2回目。相馬町長は町役場で取材に応じ、「町民説明会も開いたが、反対する人の理解を得ることができなった。事業を断念するつもりはなく、2017年度内の着工を目指す」と述べた。リコール運動のさなかに議会提出すれば、反発が強まるのは必至で、混迷が深まるのを避けたとみられる。

 複合施設は子育て支援センターや文化ホールなどを備え、津波避難の防災機能を併せ持つ。町中心部の伊豆急河津駅近くの中学校跡地に建設を予定。町は2カ年事業として、18年度中の完成を予定していたが、6月議会での予算化見送りでずれ込む可能性が高い。

 町議や町民の賛否は分かれ、16億円前後とされる事業費などを問題視する町民有志が、4月中旬からリコールに向けた署名を集めている。署名の収集期間は6月に知事選が行われるため、5月4日で中断し、同選後の再開を経て7月4日までとなる見通し。有権者の3分の1以上の署名が集まれば住民投票が実施される。町選管によると、住民投票になった場合、日程は10月ごろになる見込みという。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 7:52

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS