ここから本文です

「Hey! ピクミン」は子供向けソフトの印象が強いが、それはそれで魅力的だ

IGN JAPAN 5/11(木) 15:05配信

「Hey! ピクミン」は子供向けソフトの印象が強いが、それはそれで魅力的だ

「ピクミン」シリーズのファンにとって、「Hey! ピクミン」のタッチペン操作を採用したゲームプレイは少々期待はずれな内容かもしれない。私はこの3DSの横スクロールゲームをニューヨークのイベントでプレイする機会を得た。真っ先に感じたのは、本作が幼い年齢層のプレイヤーをターゲットとしていることだ。だが、これは悪いことではない。「ピクミン」は元々、可愛らしいキャラクターが特徴のシリーズだったが、リアルタイムストラテジー(RTS)のゲーム性はカジュアルなユーザーにとっては難しすぎたのかもしれない。「Hey! ピクミン」はハードルを下げると同時に、未知の惑星を訪れる不思議な旅の世界観を維持している。 


私のプレイした3つのステージはシンプルな内容のものだった。
ゲームを進めると発生する短いカットシーンを通して、プレイヤーはピクミンの世界に引き込まれ、美しくも危険な惑星での冒険の魅力を味わうことができる。これらのカットシーンは任天堂が以前に公開したピクミンのショートムービーと同じユーモアが楽しめ、ピクミン独特の世界観を構築している。色鮮やかなグラフィックは3DSの小さな画面でも美しく、それぞれのピクミンやクリーチャーの表情・アニメーションもピクミンファンを満足させるクオリティに達している。
タッチ操作中心の3DSソフトは簡単なゲームが多いが、私のプレイした3つのステージもシンプルな内容のものだった。片手で3DS本体を持ち、一方の手では下画面をタッチしてゲームを進める。アナログスティック(左利きの場合はABXY)で主人公のオリマーを動かし、タッチ操作でピクミンに指示を出したり送り込んだりして、シンプルな構造の謎を解いていく。ピクミンは橋を作ったり、障害物を破壊したり、オリマーの前に立ちはだかる不思議なクリーチャーと戦ったりしてくれる。オリマー自身は歩いたり、泳いだりしてステージを探検し、ジェットパックを使って高いところに移動することもできる。


3DSの上画面を利用したパズルは難易度が少し高めだ。上画面はタッチできないので、頭を使う必要がある。オリマーに笛を吹かせて上にいるピクミンたちを呼び寄せるという簡単なものから、ためのロングスローでピクミンたちに障害物を越えさせるクレバーなものまである。
「Hey! ピクミン」は確かにわかりやすいアプローチをとっているが、それでも失敗してピクミンたちを犠牲にしてしまうことがある。私が十分に注意を払わないである宝をゲットしようとしたとき、黄ピクミンを巨大なクリーチャーのランチに捧げてしまった。ピクミンよ、申し訳ない!



「Hey! ピクミン」では新しいピクミンを自ら栽培することはないようだ。ピクミンたちはステージの各所に潜んでいるが、つい見落としてしまうこともある。また、ピクミンとはぐれてしまうこともあり、近くにいないと呼び戻すことはできない。いくつかのステージはピクミンの数が不足しているとクリアできないが、私はピクミンたちをうまく死なせないで攻略していたので、先に進めないということはなかった。また、本作には昼と夜の概念がなく、時間を気にしないでゆっくりと探索ができるのも過去作と大きく異なる点の1つだ。
本作はピクミンファンをターゲットとした期待の新作ではない印象
私の体験したステージはどれも簡単でプレイしやすかったが、それでも好奇心をくすぐるような謎がふんだんに盛り込まれていたし、陽気なユーモアも健在だ。任天堂がまだ公開していないモードや機能もありそうだが、今のところ、本作はピクミンファンをターゲットとした期待の新作というよりも、キッズやカジュアルなプレイヤーに向けたゲームという印象が強い。シンプルなタッチ操作の「Hey! ピクミン」は、過去作の3D作品のRTSが少々難しすぎた人にはぴったりのゲームになるかもしれない。

Jose Otero

最終更新:5/13(土) 12:05

IGN JAPAN