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千代田女学園中学校・高等学校校長、荒木貴之氏が描くICT教育のこれから…iTeachers TV

リセマム 5/11(木) 15:45配信

 iTeachers TVは5月10日、武蔵野大学教育学部の荒木貴之教授による動画「学習者中心主義に基づく、教育の展開とICT活用」を、YouTube公式チャンネルで公開した。千代田女学園中学校・高等学校の実践例を交え、ICT活用の方向性について述べる。

iTeachers

 iTeachers TVは、教育関係者らが立ち上げた教育者チーム「iTeachers」が提供するインターネット動画。教育ICTを通じて子どもたちに「新しい学び」を提案することをコンセプトに、現場で活躍する教員や塾・企業、教育委員会など、教育に携わる者を招き、YouTube上で教育ICT活用方法を紹介する番組を公開している。

 5月10日に公開された「iTeachers TV Vol.93」は、学習用SNS、おもに「Edmodo(エドモド)」を利用した実践と研究成果について公開した前編に続く後編動画。前編では、近畿大学附属高等学校と同志社中学校・大阪府立箕面高等学校の間で行われた協働学習の実践例と効果を紹介している。

 動画を解説する荒木貴之教授は、今春から千代田女学園中学校・高等学校の校長に就任しており、同校の掲げる目標である「国際教養人の育成」に取り組んでいる。後編では、着任した千代田女学園中学校・高等学校の実践と今後の展開を公開する。

 荒木氏によると、国際バカロレアの認証を得るためには、学習者があらゆる場所から学習リソースにアクセスできる学習環境が求められる。そこで、千代田女学園中学校・高等学校では校内無線LAN環境を整備。1人1台、2in1型のタブレットPCを用い、生徒らが自由に情報を利活用できるよう配慮した。

 荒木氏は、同校での実践を通し見えたeラーニングの効果や個人パーソナリティとの関連性に触れながら、OECDが策定を進める未来の教育像「OECD Education 2030」についても言及。これから学びには、小中高生にPCを用いた協働的・協調的課題解決の経験が必要と述べた。その手法や背景、ヒントなどの詳細は、すべて動画内で視聴できる。

 動画本編後には、「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。聖徳学園中学・高等学校の品田健氏が、プレゼンテーションの際に利用するリモコンについて講義する。具体的には、スマホをリモコンとして活用するアプリや、KOKUYOの「黒曜石(こくようせき)」などを紹介している。

 動画はすべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。過去動画もすべてアーカイブされているため、興味を持った回から覗いてみるとよいだろう。iTeachers TVは毎週水曜日夜、YouTube内で「iTeachersTV ~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を発表している。



《リセマム 佐藤亜希》

最終更新:5/11(木) 18:38

リセマム