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パット見はワンランク上でも貯金ゼロ…「隠れ貧乏」予備軍から脱出する2つのステップ

5/11(木) 11:10配信

ZUU online

十分な年収があるにもかかわらず、貯金はゼロ。または、限りなく少ない……。

身近にそんな人はいませんか? お仕事をがんばっている独身女性にも、実は意外と多いのです。それは「隠れ貧乏」予備軍と言ってもいいかもしれません。

■パッと見はワンランク上。実は貯金なし

外資系企業に勤めるキャリアウーマンのSさん(33歳)もそうでした。

Sさんは「仕事もプライベートも充実している」という独身女性。平日はスーツをセンスよく着こなし、バリバリ働いています。現時点で交際している男性はいないとのことですが、交遊関係は広く、休日もとても楽しそうです。でも、実は貯金がゼロ。「何かとお金がいるから、給料のいい今の仕事は絶対に辞められない」と言います。

■「隠れ貧乏」予備軍かも!? チェックポイントはココ!

Sさんは、外食や服飾費などを減らせば貯金はできるはずです。けれども、生活スタイルを急に変えるのは簡単なことではありません。

そんなときは、まず「年間で出ていく大きな支出(固定費)」を見直すと、無理せずにお金にゆとりができることがあります。独身の女性で、なぜかお金が貯まらないという人のよくあるパターンが次の3つ。Sさんは3つ全部に当てはまっていました。

1. 頭金ゼロで住宅ローンを組んでいる
2. 保険に加入し過ぎている
3. 先取り貯金をしていない

全部ではなかった……! なんてホッとしたあなた。安心してはいけません。どれか1つでも当てはまる項目があれば、「隠れ貧乏」予備軍の可能性が高いですよ。

1)頭金ゼロで住宅ローンを組んでいる

頭金ゼロの住宅ローンは、一見お得に思えますが、返済金額も返済期間も増えます。住宅メーカーや金融機関の営業トークに乗せられることなく、30年ぐらい先のことまで考えて決めましょう。

Sさんは「家賃を払い続けるくらいなら」と、3年前に3000万円のマンションを購入していました。頭金ゼロ、金利1.5%(全期間固定)の全額ローンです。その後、2016年に日銀の「マイナス金利政策」が導入された影響で、住宅ローン金利は低下。0.8%(全期間固定)で借り換えできることが分かりました。

また、シミュレーションをしたところ、毎月の支払額も1万円下がると判明。しかも、返済期間も数年短くすることができました。

2)保険に加入し過ぎている

保険とは、必要な保障を安く買うためのもの。実際のところ、掛け捨てで十分という考え方もあります。現時点で「おひとりさま」の場合、死亡保障はほとんど必要ないといっていいでしょう。お葬式代として500万円ほど準備したいなら、割安な定期保険を選べば、毎月の保険料1000円以内で加入できます。

また、貯蓄型をうたっている保険は、この低金利では支払額より戻りが少ないという商品も多く、要注意です。貯蓄と保険は別に考えましょう。

Sさんは、勧められるままに加入していた生命保険(死亡保障2000万円)を解約し、掛け捨ての定期保険(死亡保障500万円)に加入しました。毎月の保険料は600円です。その他、医療保険、がん保険も納得がいくものに見直しました。その結果、毎月の保険料の支払いが2万円ほど少なくなりました。

3)先取り貯金をしていない

1の住宅ローン対策、2の保健対策で浮いたお金を作ることができても、すぐに使ってしまっては意味がありません。でも、貯金はつい後回しにしがちなのもまた事実。それを回避するために、貯めている人の多くが実行しているのが、銀行の自動引き落としや会社の給与天引きによる自動積立定期預金です。

毎月3万円の引き落としによる自動積立預金を2年継続できれば、72万円が貯まります。まずは「貯まる仕組み」を作りましょう。

■仕組み作りとシミュレーションが大事

・年間で出ていく大きな支出(固定費)の見直し
・お金が自然に貯まる仕組み作り

この2つが実行できれば、「隠れ貧乏」予備軍からは脱出できるはず。自分で支出の見直しをするのは難しいという方は、お近くのFP(ファイナンシャルプランナー)を検索して相談してみましょう。あなた自身のライフプランを、具体的な数字からシミュレーションしてくれます。快適な生活と貯蓄との両立は、意外と簡単にできるものですよ。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:5/11(木) 11:10
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