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韮山反射炉保存を協議 ユネスコに報告書提出へ

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 7:55配信

 世界遺産韮山反射炉の保全を目的とした「韮山地区管理保全協議会」の2017年度第1回会合が10日、伊豆の国市のあやめ会館で開かれた。「明治日本の産業革命遺産」の他の構成資産とともに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から12月1日までに求められている保全状況報告書の提出に向け、基となる「韮山反射炉の保存・整備・活用に関する計画」の案を市が示し、協議した。

 同計画は、実施期間を17年度から36年度の20年間と定め、反射炉本体の修復を中心とした短・中・長期の事業内容などを盛り込んだ。16年12月に同協議会で承認した修復の基本方針に沿った内容で、短期(5年以内)では劣化の著しいれんがを必要最低限の範囲で新規れんがに差し替える。併せて、れんがにしっくいを塗る保全対策を将来的に検討するため、試験れんがでの実証実験を行う。他に、短・中期として発掘調査や文献・資料調査なども記した。市の案に対し、委員から大きな異論は出なかった。同計画は有識者会議を経て6月中に策定を完了し、主要な内容を抜粋した「抄録」を内閣官房に提出。内閣官房は他の構成資産と合わせて保全状況報告書としてユネスコ世界遺産センターに提出する予定。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 7:55

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS