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<無痛分娩>全国実態調査へ 死亡例受け 日本産婦人科医会

毎日新聞 5/11(木) 8:30配信

 日本産婦人科医会(木下勝之会長)は、麻酔を使って出産の痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」について、産科のある全国の医療機関を実態調査する方針を決めた。今年1月、大阪府和泉市の産婦人科医院で、女性(31)が局所麻酔による無痛分娩で出産した際に意識不明になり、その後死亡したのを重く受け止めたもので、実施状況を把握し安全対策を検討する。

 出産を扱う全国の約2000医療機関を対象に、過去3年間で実施した無痛分娩の件数のほか、無痛分娩の麻酔を産科医が実施しているのかなど態勢について調査する。

 出産時の痛みを軽減し母親の早期の体力回復につながる無痛分娩は実施する施設が増えているとみられるが、正確な件数は把握されていない。木下会長は「関連学会と協力しながら、研修の実施や、安全に実施するための指針などを検討するための基礎資料にしたい」と話す。【下桐実雅子】

最終更新:5/11(木) 8:30

毎日新聞