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いのちの電話ピンチ 相談員不足で空白時間

琉球新報 5/11(木) 10:17配信

 孤独や悩みを抱える人に寄り添い、自死を防ぐ「沖縄いのちの電話」のボランティア相談員の不足が深刻だ。2016年は9千件を超える電話があったが、相談員不在の「空白時間」も毎月40時間以上発生している。こぼれ落ちた声も少なくない事態となっている。


 沖縄いのちの電話(電話)098(888)4343は毎日午前10時~午後11時で、毎月10日はフリーダイヤル0120(783)556で24時間対応している。

 事務局によると、16年の相談電話は前年比1147件減の9047件だった。そのうち自殺に関連した「自殺志向件数」は17・2%の1559件で、うつなど精神疾患を抱えた人が多かったという。

 相談電話の件数が減った要因として、事務局は相談員の減少を指摘する。16年は実働95人で、対応した相談員は06年比で延べ344人減の1745人だった。 沖縄いのちの電話は6月8日から、那覇市で相談員養成講座を開く。問い合わせは事務局(電話)098(888)4747。

琉球新報社

最終更新:5/11(木) 10:17

琉球新報