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水戸市が洪水マップを改定 避難所明示、7月配布へ

茨城新聞クロスアイ 5/11(木) 7:00配信

水戸市は10日、那珂川など市内河川の堤防決壊を想定した洪水ハザードマップを改定し、7月にも浸水が想定される地域の約1万4千世帯に配布することを明らかにした。昨年5月に国交省が公表した新たな洪水浸水区域図を基に、想定できる最大規模の降雨による堤防決壊や越水を予測し、反映させた。同日の総務環境委員会で報告した。

マップはA1判で、市内北地区と南地区の2種類を計3万部作成する。市内を流れる那珂川、藤井川、桜川、涸沼川を対象に、国が設定する24~48時間に459~833ミリとなる最大規模の総雨量を想定。各河川で500メートルごとに堤防が氾濫した場合をシミュレーションし、0・5~20メートルに至る浸水規模を5段階で色分けした。

マップ上には市民センターや小学校など避難所の場所を明示したほか、避難所一覧も掲載。災害発生時における住民個別の防災行動計画となる「マイ・タイムライン」作成を促すため、情報の入手法法や避難指示が発令された場合の避難先、避難経路図などを記載するスペースも設けた。

市が2010年度に作成した洪水ハザードマップでは、各河川で24時間の総雨量として300ミリを想定していた。市防災危機管理課は「最大規模の浸水を想定することで、早めの避難を心掛けてもらいたい」としている。

市は今月中に、対象となる市内16地区で地元懇談会を開き、住民意見を募る。6月にはマップ案を作成し、7月に対象地域へ配布するとともに、ホームページでも公表する。(前島智仁)

茨城新聞社

最終更新:5/11(木) 11:11

茨城新聞クロスアイ