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【オーストラリア】カジノ大手クラウン、日本進出で提携交渉

NNA 5/11(木) 11:30配信

 富豪ジェームズ・パッカー氏が48%出資するオーストラリアのカジノ大手クラウン・リゾーツが、横浜を焦点に日本でのカジノ開設に向けて日本企業と提携交渉を進めている。クラウンは先ごろ、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル・デベロップメント)とマカオの合弁事業を解消しており、メルコ・インターナショナルも単独で日本進出を目指す方針だ。10日付オーストラリアンが報じた。
 クラウンは12年前に、メルコ・インターナショナルとともに新濠博亜娯楽(旧メルコ・クラウン・エンターテインメント、今年4月よりメルコ・リゾーツ&エンターテインメントに改名)を合弁で立ち上げた。しかし、クラウンは昨年5月にメルコ株式の売却を開始し、12月にさらに株式を放出。今月に入って、残りの保有株式11.2%をメルコ・インターナショナルに総額13億4,000万豪ドル(約1,122億円)で売却した。クラウンは、株式の売却益は債務削減に充てるとしている。
 メルコ・インターナショナルを率いる何猷龍(ローレンス・ホー)氏はクラウンとの合弁の解消について、「世界最大の成功を収めた娯楽事業の提携が終結した。パッカー氏とクラウンには、過去10年にわたり良き友人で、すばらしい提携先となってくれたことに心から感謝する」と述べ、メルコ単独で日本市場への進出を目指すことを決めたと話した。
 日本でカジノを中心とする統合型リゾート施設が導入された場合、日本は世界で2番目に大きいカジノ市場になるとみられている。香港系証券会社CSLAのジョン・オー氏は、日本で最初のカジノリゾートが2023年にオープンしたと仮定し、25年までに小規模なカジノが10カ所開設されれば、東京と大阪の2都市を合わせてカジノ市場の規模は250億米ドル(約2兆8,500億円)規模に達する可能性があると予測している。

最終更新:5/11(木) 11:30

NNA