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オサガメ死骸を調査 研究者「貴重な情報源」 湖西

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 8:00配信

 世界最大級のウミガメで国際的に絶滅危惧種に指定されている「オサガメ」の死骸が漂着した湖西市新居町の遠州灘海岸で10日、静岡県内外の研究者が死骸を調査した。オサガメの中でも大型で、雄の成体(大人)の漂着は珍しいため、関係者は「貴重な情報が得られる」としている。

 水産研究・教育機構国際水産資源研究所(静岡市清水区)や豊橋市自然史博物館、横浜市のウミガメ保護団体から専門家計6人が集まり、湖西市職員も立ち会って協力した。

 同研究所はDNA型から生まれた地域を調べるため、肉片を採取した。オサガメの主な産卵地はインドネシアや中米だという。研究支援職員岡本慶さんは「かなり大きく、少なくとも15歳以上。漂着するオサガメは子どもが多く、雄の成体は情報が少ない」と話す。

 同博物館は研究標本を作るため、参集者の協力でオサガメを解体し、全身の骨と甲羅を持ち帰った。安井謙介主任学芸員は「博物館の企画展などで一般公開する機会もあるかもしれない」と語った。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 8:00

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS