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阪神・岩貞、大炎上…自己ワースト4被弾に金本監督も苦言

サンケイスポーツ 5/11(木) 7:00配信

 (セ・リーグ、巨人9-7阪神、7回戦、阪神4勝3敗、10日、東京D)これでもかとドームにかかる無情の放物線を、ただただ見つめるしかなかった。プロに入って、初めて味わう1試合4被弾の屈辱…。岩貞が巨人打線の一発攻勢の前に轟沈(ごうちん)した。

 「すべてが、ふがいない。一発を浴び続けて、ふがいない…。どれがというよりは、打たれるべくして打たれてしまいました」

 それしか言葉が出てこない。険しい表情に自身への怒りがにじんだ。

 チームの7連勝がかかった試合。一回、先頭の石川にいきなりストレートの四球を与え、リズムを壊した。続く中井の遊ゴロを北條がファンブル(失策)。相手の走塁死で二死二塁までこぎつけたが、4番・阿部にはカウント2-2から高く浮いた144キロを右翼席にかっ飛ばされた。

 先制の2ラン。直後の二回に味方が追いつくも踏ん張れない。三回は一死から石川に右前打を浴び、中井に四球。一、二塁で坂本勇に右翼へ勝ち越し3ランを浴びた。二死後にはマギーに146キロを左翼席へ。さらに四回無死では、打率1割台と苦しんでいた長野にも今季1号を右翼席へたたき込まれた。2-7。悪夢のような4発で、今季最短の4回、6安打7失点でKOされた。

 中14日で臨んだ前回3日のヤクルト戦は6回1失点で2勝目。勢いに乗って、昨年5月27日にプロ初完封を飾った東京ドームに乗り込んだのだが…。今季は先発ローテの中心、左のエースにも期待される男だけに、この内容はいただけない。

 金本監督も「う~ん」と言葉を失った。「狭い球場というのもあるけどプレーボールでストレートのフォアボール。その後、ホームラン。その後(三回)もフォアボールを出して、すぐにホームラン。今年ほとんど自分の投球ができていない」と苦言を呈すと、今後の起用法についても「それは投手コーチとの相談になりますから。今のところ、まだ(結論は)出ていませんけど」と明言しなかった。

 「反省すべきことが多かった」と言葉を絞り出した岩貞。打線に反発力が出てきたいま、虎投を担う男にもここから、反発力を見せて欲しい。

最終更新:5/11(木) 9:05

サンケイスポーツ