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飼育禁止のメジロ、171羽押収!レイザーラモンRGは激怒!

スポーツ報知 5/11(木) 7:04配信

 野鳥のメジロを違法に飼育したとして、大阪府警保安課は10日、鳥獣保護法違反の疑いで愛好家の堺市の男性らの自宅など大阪府内12か所を一斉に家宅捜索した。

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 捜査関係者によると、メジロなど計171羽を押収。男性らはメジロの鳴き声を競う「鳴き合わせ会」のメンバーだったという。事件を受け、日本野鳥の会会員でもあるタレントのレイザーラモンRG(42)がコメント。「愛好家あるある」を交えながら、野鳥と触れ合う心構えを説いた。

 飼うことを禁止されている国産メジロを飼育したという理由で、「鳴き合わせ会」のメンバー12人が一斉ガサ入れを食らった。大阪府警保安課は10日、鳥獣保護法違反の疑いで愛好家の自宅など12か所を捜索。市町村の登録をしていないとみられるメジロやウグイスなど計171羽を押収し、なかには50羽近くの大量保有者もいた。ちなみに10日は野鳥週間のスタート日。府警は同容疑(違法飼養)で書類送検する方針だという。

 メジロは高音で「ちゅんちゅん」と鳴く声が美しいことで知られる。堺市西区の自治会館で鳴き声を競う「鳴き合わせ会」が開かれていると今年2月に府警へ情報提供があり、捜査していた。定期的に開催していたとみて調べている。

 「鳴き合わせ会」は、メジロやウグイスなどの鳴き声の美しさや回数を競うもの。江戸時代から続く風流な催し…と思われがちだが、実情は全く違う。全国野鳥密猟対策連絡会によると、一部の団体では「横綱」「大関」などとランク付けされ、優勝した「横綱メジロ」は数百万円の高値で闇取引されるのだという。

 同連絡会関係者は「鳥獣保護法では日本の野鳥全てを許可なく飼育することは禁止されています。メジロの取引はもちろん、会の開催自体も違法行為」と説明。今回の堺市のグループも2008年と13年に警察の捜査を受けていたという。一方で「同法違反(違法飼養)は懲役6月以下または50万円以下の罰金と軽いので、違法を認識しながら開催する人も多いんですよ」とため息。日本各地でアンダーグラウンド化し、多額の金銭取引の場になっている現状を明かした。

 15年3月には愛知県警が、同県内で定期的に「鳴き合わせ会」を開催したことで22人を書類送検。優勝したメジロは3分間に700回近く鳴かされていたという。警察とのイタチごっこは各地で続いており、同関係者は「密猟を助長することになるので、場所を提供するのもやめてほしい」と呼びかけた。

 国産は研究や動物園のみ可 

 環境省によると、メジロの保有は許可制で、研究や動物園での展示目的をのぞき、趣味のための捕獲は原則禁止となっている。一方で、輸入したメジロは国の登録を受ければ飼うことができる。2014年時点で全国の登録数は3756羽。メジロ自体は日本で比較的よく見られる野鳥。関係者は「事件があった大阪なら、普通の公園とかでも見ることができる」と話した。

 レイザーラモンRG(タレント、日本野鳥の会会員)

 「公園に行きメジロの鳴き声が聞こえたら、そ~っと近くまで行き、まずは自分の目で、さらに双眼鏡でその姿を見つけようとしがち。ウグイスは声は聞こえてもなかなか姿は見つけられないし、オオルリはさらにレアです。こういう人達はカブトムシやクワガタ感覚で野鳥を競わせたり飼ったりしがち。野鳥の声が聞きたいなら野鳥の近くに住めばいい。ぼくは野鳥がよく来る公園近くを選んでそこに住んでます」。

最終更新:5/11(木) 9:32

スポーツ報知