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パラシュート降下訓練、全面禁止を要求 嘉手納町議会、抗議決議を可決

琉球新報 5/11(木) 12:58配信

 【嘉手納】嘉手納町議会(徳里直樹議長)は11日午前、10日夜に実施された嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の全面禁止と、4日から暫定配備されたF16戦闘機の即時撤退を求める二つの意見書と抗議決議を可決した。徳里議長らは同日、沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ねて意見書を手渡し「強い怒りを持って抗議する」と述べた。パラシュート降下訓練に対しては、4月にも全面禁止を求めて抗議決議をしていた。嘉手納基地の機能強化が懸念されることから訓練翌日の決議となった。

 パラシュート降下訓練について意見書では、訓練の全面禁止や、政府が嘉手納基地の使用を認めている「例外的措置」を撤廃することなどを求めた。

 中嶋局長は10日夜の訓練について、ホアキン・マラヴェット米海兵隊太平洋基地司令官に10日午後に抗議したと説明し「米軍から明確な説明がなく、日米で認識を共有することなく訓練が行われた。遺憾だ」と述べた。

 F16の配備に反対する意見書では飛行訓練の即時撤退、外来機の飛来禁止などを求めたのに対し、中嶋局長は「外来機の飛来禁止は難しい」と述べるにとどめた。

 基地対策特別委員会の當山均委員長は「負担軽減を求めている嘉手納町として即時撤退を求める。騒音が激化しないよう防衛局としても取り組んでほしい」と要望した。【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:5/11(木) 12:58

琉球新報