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インド 国外就労者の送金、16年も世界首位

SankeiBiz 5/12(金) 8:15配信

 インドは昨年、国外就労者からの送金額が世界首位だった。世界銀行の報告書によると、2016年のインドへの送金額は627億ドル(約7兆1610億円)で、前年比8.9%減だったものの、国・地域別で世界首位を維持した。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。

 同報告書は、インドへの送金額が減少した背景として原油価格の低迷を挙げる。送金の大半は、同国からサウジアラビアやクウェートといった中東諸国への出稼ぎ労働者によるもので、原油安に伴い仕事が失われ、送金が急減したとみられる。

 16年の新興国への送金は合計4290億ドルで前年比2.4%減と2年連続で減少している。このような傾向は過去30年にわたり見られなかったと世銀は指摘した。中東諸国やロシアに加え、欧州の経済低迷などがアジアやアフリカからの出稼ぎ労働者による自国送金に影響を与えているとされる。

 16年の国・地域別の送金額をみると、インドに次いで2位が中国(610億ドル)で、フィリピン(299億ドル)、メキシコ(285億ドル)、パキスタン(198億ドル)の順だった。

最終更新:5/12(金) 8:15

SankeiBiz