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阪神・糸井を駆り立てる古巣への対抗心

5/11(木) 17:02配信

東スポWeb

<巨人9-7阪神(10日)>強力G打線の一発攻勢にも屈することなく、虎打線が10安打を放つなど粘りながらの惜敗。連勝が「6」でストップした金本監督は「選手が(試合を)もう一回ひっくり返そうという雰囲気を感じた。こういう気持ちを持続すれば今までにない新しいものが見えてくると思う」と手応えを口にした。6日の広島戦では球団史上初の9点差逆転劇を演じただけに、今回の反攻ぶりも頼もしい限り。そんな「逆襲の虎」で目下“必死のパッチ”でプレーし続けているのがFA砲の糸井嘉男外野手(35)だ。

 この日は4打数1安打1四球で14試合連続出塁をマーク。10日現在、ここまでチームでただ一人、開幕から全32試合にスタメン出場し、打率3割2分5厘、4本塁打、26打点。得点圏打率4割6分7厘、出塁率4割4分4厘はともにリーグトップだ。そんなFA砲が開幕から好調を持続している理由には古巣・オリックスへの対抗心がある。

 球団幹部の一人が明かす。「糸井はオリックスの戦いがすごく気になっている。『自分がいなくなって強くなってるじゃないか』ってね。『日本ハムからオリックスに移った時もそうやったんや』とも言っていた。だから今は『俺も負けられない』って気持ちでやっているんだよ」。最近こそ負けが込んでいるオリックスだが、それでも昨季、完全最下位のチームがここまで貯金3の3位と大健闘。自分も昨年は最下位メンバーだっただけに、気が気でないのだろう。ダメだった古巣の躍進が自らの闘志に火をつけたのだ。

「自分が阪神に来て、チームが弱くなったというふうになったら嫌。『(糸井が)来てよかった』と、みんなに言ってもらえるように頑張らないといけない」と何度も言い続けている糸井。持病の右ヒザ痛との闘いも続くが、古巣への対抗心がある限り、まだまだ打ちまくるはずだ。

最終更新:5/11(木) 18:54
東スポWeb

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