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日本悲願の8強へ、ジョセフHC「抽選に満足している」…スコットランド、アイルランドと同組

スポーツ報知 5/11(木) 6:06配信

 抽選会場で拍手がわき起こった。悲願の8強へ、光明が差す組み合わせだ。ニュージーランド、イングランド、オーストラリアの世界3強との“死の組”を回避。抽選会後、緊張した面持ちで登壇した日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(47)は「大きなチャレンジになると思ってたし、どんなチームがきてもそうなると思ってた。抽選に満足している。全員がW杯に向けて準備を始めるのみだ」と、意気込んだ。

 古都・京都で神風が吹いたかのような、願ったりかなったりの組み合わせだ。今年最大の標的がまさにアイルランドで、6月の2連戦はそのままW杯の前哨戦に変貌した。本番2年前に相手の力量を見極める戦いができることを、ジョセフHCも「知見を得られるチャンス。経験が積めるのは非常にいいことだ」と、そろばんをはじいた。

 スコットランドも未知の相手ではない。昨年6月に対戦し2連敗したが善戦もしており、勝利への道筋は見えている。さらに18年3月に決まる欧州地区予選1位のチームは、6月のテストマッチで対戦するルーマニアが最有力。うまい具合に石が転がり始めた。

 過去のW杯でホスト国は開幕戦で同組最強と当たるのが07年大会までの慣例だった。開幕戦の19年9月20日に東京スタジアムで迎撃するチームはアイルランドか、前回15年大会で悲願の決勝トーナメントを阻止された宿敵スコットランドか。07年大会までの慣例に従えばアイルランドだが、組織委員会の嶋津昭事務総長は「大会の成功を左右する重要な一戦になるので慎重に考えたい」と、述べるにとどめた。

 欧州3チームとの対戦は確定した。セットプレーに強い欧州勢との戦い方は分かっている。11、15年大会代表フッカーの堀江翔太(31)=パナソニック=は「どういう準備をしなきゃいけないか明確になった。(欧州勢は)スクラムが強く体が大きいので、FW戦が重要になる」と描いた。

 3勝しても8強に届かなかったことは前回大会で証明された。4戦全勝へ、ホームという地の利も追い風になる。「まだ2年、時間はある。しっかり準備を積みたい」とジョセフHC。9・20開幕戦へ、あと862日。W杯へのカウントダウンが始まった。

最終更新:5/11(木) 6:06

スポーツ報知