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乳牛ふん尿を活用 富士宮、バイオマス発電施設着工

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 9:31配信

 富士宮市の富士開拓農協は、バイオマス発電の実証実験に向けたプラント工事に着手した。10日、現地の同市根原で安全祈願祭を開いた。3カ年計画の国のモデル事業として、市などと共同で取り組む。

 乳牛のふん尿を原料に電力を生み出し、過程で生じる消化液は市南部の星山浄化センターで処理する。同時に、プラントで発電した電力の一部は同センターに送電。二酸化炭素削減を図り、循環型社会の構築を目指す。

 プラント完成は10月末を見込む。11月から稼働させ、2019年1月までデータを収集、解析する予定。日量で350頭分(20トン)のふん尿を受け入れる。

 多くの乳牛を抱える市北部の朝霧高原では、余剰堆肥が長年の懸案。抑制につなげるとともに消化液を肥料化し、将来的な流通ルートの確保につなげたい考え。

 祈願祭には関係者約30人が出席した。同農協の宮島敏博組合長が「堆肥処理は喫緊の課題。酪農地域の継続のために取り組む」とあいさつ。須藤秀忠市長は「富士宮モデルとして、全国の他自治体の手本となることを願う」と期待を込めた。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 9:31

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS