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拳四朗が世界初挑戦!元東洋太平洋王者の父が「北斗の拳」から命名

スポーツ報知 5/11(木) 6:06配信

 前日本・東洋太平洋ライトフライ級王者で、WBC同級4位・拳四朗(けん・しろう、25)=BMB=が世界初挑戦での王座奪取で名を上げ、漫画「北斗の拳」との“コラボ”を狙う。都内の帝拳ジムで10日、練習を公開した。トリプル世界戦(報知新聞社後援)の先陣を切ってリングに上がる拳四朗は、北斗の拳の主人公・ケンシロウが名前の由来。「有名になったら、ケンシロウのガウンを着られますかね」と色気を見せた。

 世界初挑戦まであと9日。大一番が近づいてきても、拳は緊張を感じさせなかった。王者ガニガン・ロペス(35)=メキシコ=はサウスポー。プロでは未経験だが、東京に出稽古するなどしてスパーリングを積んできた。「サウスポーをいっぱい経験したので手応えはある」と自信の表情だった。

 村田諒太の世界初挑戦などが行われるトリプル世界戦の1番手としてリングに上がる。父で元日本ミドル級、元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永(ひさし)会長(53)は「先陣を切っての世界初挑戦となるが、この興行が成功するように、いい試合をして勝利することを誓います」と必勝を宣言した。

 本名は寺地拳四朗。由来は「北斗の拳」の主人公・ケンシロウからだ。父が好きだったことなどから名付けられた。ただ、日本ボクシングコミッションは名前だけのリングネームを認めていないため、読み方は「ケン・シロウ」となる。

 本人は原作を読んだことがない。それでも入場曲は「インパクトなんで」と同作品のアニメ主題歌「愛をとりもどせ!」を採用。北斗の拳は最近、大相撲の横綱・稀勢の里の新たな三つぞろいの化粧まわしに採用され話題になった。横綱は主人公の兄でライバルの「ラオウ」を着用予定だが、拳は「ケンシロウ狙いで。有名になったらガウンを着られますかね」と“コラボ”への色気を見せた。

 ベビーフェースの25歳は「食べるのが好きなのでグルメ番組に出たい。そのためにも絶対勝つ」と笑わせた。日本ミニマム級4位の谷口将隆(ワタナベ)との3回のスパーリングではキレのいい動きを見せ、谷口が「技術的に完璧にいなされた」と舌を巻くほど。「ベルトを取って真っ先に父にかけてあげたい」と話す孝行息子が、ケンシロウの必殺技「北斗百裂拳」ばりの連打でKOを狙う。(三須 慶太)

 ◆拳四朗(けん・しろう)本名は寺地拳四朗。1992年1月6日、京都・城陽市生まれ。25歳。東城陽中3年からボクシングを始める。奈良朱雀高を経て関大進学。4年の国体ライトフライ級で優勝。14年8月にプロデビュー。15年12月に日本ライトフライ級王座を奪取。16年8月には東洋太平洋同級王座も獲得した。家族は両親と兄。身長164センチの右ボクサーファイター。

最終更新:5/11(木) 6:06

スポーツ報知