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模型「作りやすさ」アピール 新商品多彩、ファン開拓へ業界挑戦

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 12:03配信

 静岡市駿河区で11日開幕した静岡ホビーショーでは、接着剤不要でパーツ数を少なくするなど女性や小中学生に「作りやすさ」をアピールする新商品が目立った。少子化や趣味の多様化による市場縮小を受け、模型業界のファン開拓の試みは続く。

【速報写真】静岡ホビーショー2017



 青島文化教材社(同市葵区)は、パーツを23に絞り込んだ乗用車模型の試作品2種類を発表した。パチン、パチンとボディーにタイヤやシートなどをはめ込めば完成。同社の青嶋大輔社長は質感を強調し、「組み立てが簡単でありながら、おもちゃとは違う仕上がりを楽しめる」と新機軸の狙いを話し、バイヤーの反応に期待した。

 ハセガワ(焼津市)は手のひらサイズのロボットのプラモデル「メカトロウィーゴ」シリーズの新作を売り込む。丸みを帯びたかわいらしい外観が特徴で、人気の旧作と一緒に展示することで女性や若年層からの支持を見込む。

 静岡市内に生産拠点があるバンダイ・ホビー事業部(東京都)が発表した人気アニメ「ウイングガンダム」のプラモデルは、最初から人型の骨組みが用意され、外装パーツを取り付けていくだけで完成する。パーツ自体に彩色が施され、簡単に高品質なガンプラ製作を楽しめるとPR。

 「ウイングガンダム」が登場する作品は美少年キャラクターが多く、1995年の放送当時から女性人気が高かったことも製品化の背景にある。

 同事業部グローバルプロモーションチームの星大介さんは「ガンダムは知っているけどプラモデルになじみがない人など、多くの人に物を組み立てる楽しさを味わってほしい」と話した。

 ファンを離さない工夫も見られる。タミヤ(静岡市駿河区)の「ミニ四駆」の新商品は、車体パーツを3分割でき、別の車体パーツとの入れ替えが可能。手軽に多彩なコーディネートを楽しめるようになっている。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 16:43

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS