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<大阪高裁>覚醒剤密輸で女性に逆転無罪

毎日新聞 5/11(木) 11:49配信

 覚醒剤を密輸したとして覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の罪に問われた元飲食店経営の女性被告(58)の控訴審判決で、大阪高裁は11日、懲役11年、罰金400万円とした裁判員裁判の1審・大阪地裁判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。

 被告は2010年10月、旅行で訪れたイスタンブールで知人男性に頼まれ、覚醒剤の入ったスーツケースを別の女性2人に渡したとして起訴された。2人は関西国際空港に覚醒剤を密輸したとする同法違反罪で有罪判決が確定している。

 被告は「中身は知らなかった」と無罪を主張。1審では、2人がスーツケースの中身について被告から「クスリ」と聞いていたとする供述などに基づき、有罪とされた。

 しかし、福崎伸一郎裁判長は控訴審判決で、2人の供述が客観的な証拠と矛盾するとして「信用性に疑いが残る」と述べた。【遠藤浩二】

最終更新:5/11(木) 18:00

毎日新聞