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森町の良さ 授業で探る 遠江総合高2年生

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/11(木) 17:14配信

 森町の県立遠江総合高で2017年度、2年生が「心和らぐ森町プロジェクト」と題し、地域活性化策を探る独自授業が始まった。現地調査も行い、町と連携して具体的な提案をまとめる。町によると、行政が学生や生徒に意見を求める機会は多いが、学年単位で課題解決に連携するのは県内でも珍しく、若者ならではの感性に期待している。

 町と同校が3月に結んだ「キャリア教育に関する連携協力協定」の一環。2年生約240人が総合学習の授業で防災や人口減少、農業、観光、子育て、高齢者福祉の6分野を検討する。町職員も講師として参加する。

 町企画財政課の長野了課長は「実現可能な提案はどんどん実行に移したい」と話す。同校の生徒のうち町内在住は約2割で、町外からの視点による提言にも期待を寄せる。

 生徒はこのほど、幼稚園や介護施設、消防署での訓練などに足を運び、現状を確認した。農作物の生産販売を手掛ける「遠州森鈴木農園」では、5月下旬に控える町特産のトウモロコシの出荷最盛期に備え、生徒がビニールトンネルの片付け作業を手伝った。

 生まれも育ちも町内の女子生徒(16)は「自然にあふれた風景や豊富な農作物が森の良さ。魅力を一層PRできるような案を出したい」と意気込む。同園の鈴木弥社長(41)は「活動を通じてそれぞれの職種に興味を持ってもらい、町内への就職にもつながればいい」との見解を示す。

静岡新聞社

最終更新:5/11(木) 17:14

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS