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現金盗容疑の警官、携帯契約を譲渡か 詐欺に悪用の恐れ

朝日新聞デジタル 5/11(木) 12:00配信

 窃盗被害の相談を受けていた男性宅から現金300万円を盗んだとして窃盗容疑で逮捕、起訴された大阪府警貝塚署巡査の出口卓実被告(25)=和歌山市=が、複数の携帯電話を契約して他人に譲渡していたことが、府警への取材でわかった。巡査は「借金のことで脅されてやった」と供述。府警は携帯電話が特殊詐欺などの犯罪に利用された可能性もあるとみており、使用目的を偽って契約した詐欺容疑で調べている。

 監察室によると、出口被告は昨年1~2月、自分の名義でスマートフォン数台の契約を結び、東京都内にある宅配業者の事業所に届くよう複数回、個人名義宛てで送っていたという。少なくとも5台以上契約して送ったが、報酬は得ていなかったと話しているという。

 出口被告の府警に対する説明では、当時パチスロなどのギャンブルで借金が数百万円に膨らみ、消費者金融から金を借りることができない状態だった。そのためインターネットで貸金業者を探したが、借り入れを申し込む際に自らが警察官であることなどを知らせていた。そこで連絡先を知ったとみられる知らない男から電話を受け、「警察官がヤミ金を利用していいのか。ばらされたくなければ携帯電話を契約して送れ」と脅されたという。

朝日新聞社

最終更新:5/11(木) 17:50

朝日新聞デジタル