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3歳児虐待死、内縁の夫が傷害の罪否認 遺棄は認める

朝日新聞デジタル 5/11(木) 12:26配信

 埼玉県狭山市で内縁の妻の次女(当時3)に虐待を繰り返し、死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた無職大河原優樹被告(26)の裁判員裁判の初公判が11日、さいたま地裁(高山光明裁判長)であった。大河原被告は保護責任者遺棄致死罪などの起訴内容は認めたが、やけどを負わせたとされる傷害罪については内縁の妻が行ったとして否認した。

【写真】藤本羽月ちゃん。左目のあざに気づいた知人が亡くなる2カ月前に撮影したという(知人提供〈画像の一部を修整しています〉)

 起訴状によると、大河原被告は昨年1月2日、自宅浴室で、内縁の妻の藤本彩香被告(24)=保護責任者遺棄致死罪などで起訴=の次女羽月(はづき)ちゃんの顔に高温の湯をかけ、約3週間のやけどを負わせたとされる。また羽月ちゃんに十分な食事を与えず、昨年1月8日に羽月ちゃんに冷水をかけて放置し、翌日に敗血症で死亡させたなどとされる。

 検察側は冒頭陳述で「虐待の大部分を実行した」と指摘。一方、弁護側は「(内縁の妻の)藤本被告の育児ストレスがきっかけで虐待に及んだ」として、藤本被告が主導したと主張。当初認めていたやけどについては「罪をかぶろうとした」と述べた。(小笠原一樹)

朝日新聞社

最終更新:5/11(木) 12:26

朝日新聞デジタル