ここから本文です

【鹿島】鈴木優磨が股抜き&ヘッドで2発!ACL1位突破

スポーツ報知 5/11(木) 6:07配信

◆AFCアジアチャンピオンズリーグ最終節 ▽E組 鹿島―ムアントン(10日・カシマスタジアム)

【写真】鈴木優磨、独ハンブルガーSVが異例の今夏獲得オファーへ

 すでに決勝トーナメント(T)進出を確定させているE組の鹿島(Jリーグ1位)はホームでムアントン(タイL1位)と戦い、FW鈴木優磨(21)の2得点で、2―1と勝利し、1位突破を決めた。F組の浦和(Jリーグ2位)はアウェーでFCソウル(韓国L1位)に0―1で敗れて公式戦3連敗するも、1位突破が転がり込んだ。

 長いトンネルを抜けた。FW鈴木は前半19分、右サイド角度のない位置から相手GKの股を抜き、ゴール左に先制点を流し込んだ。「1か月近くも点を取ってなかったので、うっぷんがたまっていた。吹っ切れた感じがあった」。ゴール内に転がるボールを見届けると、右サイドに走った。反転してから両手を広げるFWのC・ロナウド(Rマドリード)のパフォーマンスを今季初披露した。

 同点とされた後半15分には遠藤のクロスにヘディングシュート。ボールを捉えられず、左手に当たってゴールに吸い込まれた。ハンドの判定を受けない幸運もあったが、相手の視野から消え、フリーになった時点で勝負あり。プロ3年目で自身初の1試合複数得点。E組首位突破をたぐり寄せた。「朝から複数ゴールを取れる気がしていた。イメージが合っていた」と胸を張った。

 今季序盤にゴールを量産し、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)から「優磨のゴールはうれしい」と注目される存在になった。だが、Jリーグ清水戦(3月18日・アイスタ)以来、出場7試合無得点が続き、つかみかけていた先発の座からも5試合遠ざかった。ベンチで「我慢の時期は必ずある。腐らずにやろう」と自問自答した視線の先には、ポジションを争うエースFW金崎の姿があった。「(金崎)夢生くんは(攻撃以外の)運動量、守備と全てで貢献していた。目指すべき姿がそこにあった」

 マン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、会見場に姿を見せた鈴木のユニホーム、髪から水滴が落ちた。明らかな変化があった。決勝トーナメント1回戦は、元ACL王者の広州恒大(中国)。「制覇を目指す上で遅かれ早かれ、たたかなきゃいけない相手。自分としては早めにたたきたい」。言葉にも力強さが戻ってきた。(内田 知宏)

最終更新:5/11(木) 8:27

スポーツ報知