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「読売新聞読んで」の趣旨は「発言控える」 官房副長官

朝日新聞デジタル 5/11(木) 12:48配信

 安倍晋三首相が国会で憲法改正の見解を聞かれた際に「読売新聞を熟読して」と答弁した問題で、萩生田光一官房副長官は11日午前の衆院議院運営委員会理事会で「発言は(自民)党総裁としての発言を控えたいという趣旨を述べたものだ。国会を軽視するものではない」と釈明した。

 佐藤勉・議運委員長(自民)によると、萩生田氏は「(首相は)むしろ、憲法審査会で議論が深まることを期待すると答弁している。政府等の立場を考えながら、今後とも言葉を尽くし、国会に対する責任を十分に果たしていきたい」と述べた。これに対し、民進党の泉健太理事は「(首相と党総裁の)立場は切り分けられない。あのような答弁が許容されれば国会議事録の空洞化、形骸化が進む」と訴えた。

 首相は3日付の読売新聞のインタビューで、2020年に憲法改正を目指す考えを表明。8、9両日の衆参予算委で首相が具体的な説明を拒んだことから、民進は「国会で説明する責任を放棄している」(蓮舫代表)と発言の撤回を求めていた。首相の言動を受け、11日に予定されていた衆院憲法審査会が見送られるなどの影響が出ている。

朝日新聞社

最終更新:5/11(木) 12:48

朝日新聞デジタル