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【茨城県知事選2017】県市長会、橋本氏に推薦状 公務で多忙…特別な追い風? 大井川氏は知名度向上へ奔走

産経新聞 5/11(木) 7:55配信

 今秋の知事選をめぐり、県市長会(会長・豊田稔北茨城市長)は10日、7選を目指して出馬を表明した現職の橋本昌知事(71)への推薦を決め、推薦状を手渡した。自民党県連が推薦する新人、大井川和彦氏(53)が連日、県内各地を駆け回っているのに対し、公務に追われる橋本知事。今回の推薦が大きな後押しになったのか-。(上村茉由)

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 「県と市町村の連携が一番大切だ。これから厳しい時代の中で、一緒に茨城の発展、市町村の発展に努めていきたい」。豊田市長が推薦状を手渡すと、橋本知事は満面の笑みを浮かべ、こう応じた。この日は県内32市のうち14市の首長が橋本知事を訪れた。

 橋本知事はすでに県町村会や県医師連盟などからも推薦を得ているが、市長会からの推薦は特別な“追い風”だろう。橋本知事は4月5日の記者会見で出馬を決めたきっかけを問われ、「市長会の出馬要請は大きかった。あのとき『前向きに考えたい』と初めて申し上げた」と答えている。

 豊田市長によると、10日に行われた市長会の会合では、ひたちなか市の本間源基市長と笠間市の山口伸樹市長が「推薦はできない」、常陸太田市の大久保太一市長が「中立を守る」と意見を述べたが、全会一致で推薦を決めたという。

 一方、大井川氏はほぼ毎朝、県内各地の駅や交差点に立ち、あいさつ回りも多い日には5、6カ所回るなど精力的に活動している。陣営幹部は「本人はとにかく夢中で、モチベーションが高いまま活動している」と話す。

 大井川氏には県建築士会や県看護連盟などが推薦を決めているが、知名度不足は否めず、陣営幹部も「24年間テレビや新聞で取り上げられていた人(橋本知事)とは違う」と焦りは隠せない。陣営では大井川氏の名前を有権者に浸透させることに腐心している。

最終更新:5/11(木) 7:55

産経新聞