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韓国 きょうのニュース(5月11日)

聯合ニュース 5/11(木) 18:00配信

◇文大統領 安倍首相に「韓国国民の多くは慰安婦合意受け入れず」 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、安倍晋三首相と就任後初の電話会談を行い、旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の両国合意や北朝鮮の核問題への対応などについて議論した。青瓦台(大統領府)によると、文氏は「国民の大多数が情緒的に慰安婦合意を受け入れていないのが現実」として、「民間で起きた問題を政府が解決することには限界があり、時間が必要だ」と指摘。「国民の情緒と現実を認めながら、双方が共に努力することを望む」と述べた。青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)広報首席秘書官は電話会談後に行った記者会見で、「両首脳は近いうちに顔を合わせることに期待を示し、双方が(自国への)訪問を要請した」と伝えた。文氏が「民間で起きた問題」と発言したことがソウルの日本大使館前などに設置されている慰安婦被害者を象徴する少女像を意味するかどうかに関しては、「具体的な言及はなかった。民間領域とは政府がやるべきことと民間の情緒の間に乖離(かいり)がある可能性があることを話したものと考えている」と説明した。慰安婦合意の再交渉に関しては「対話の中で再交渉について直接的には言及しなかった」と述べた。

 ◇韓中首脳が電話会談 THAADなど懸案協議

 文在寅大統領は11日、中国の習近平国家主席と40分ほど電話で会談し、北朝鮮核問題や米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備など両国の懸案を協議した。習氏が文氏に大統領就任を祝う電話をかけた。中国の国家主席が韓国大統領にこうした電話をかけるのは初めて。

 ◇韓国検事総長が辞意 「検察改革」加速へ

 韓国検察のトップ、金秀南(キム・スナム)検事総長は11日、文在寅大統領に辞意を表明した。金氏は「朴槿恵(パク・クネ)前大統領の関連捜査が終わり、大統領選も無事終了して新しい大統領が就任したため、役目をある程度果たしたと考え、辞意を表明した」とのコメントを出した。新政権の発足に合わせ、文大統領が検察改革に総力を挙げられるよう辞意を固めたとみられる。文大統領は選挙期間中、検察改革に強い意欲を示していた。

 ◇国民の党執行部が総辞職 野党3党の代表不在に

 韓国大統領選で安哲秀(アン・チョルス)氏を擁立し、文在寅氏に敗れた国民の党の朴智元(パク・ジウォン)代表をはじめとする執行部が11日、総辞職した。これで自由韓国党、国民の党、正しい政党の3党で党代表が不在の状態となり、先行きが危ぶまれている。3党は院内代表が代表を代行する。

 ◇セウォル号の船内で新たに骨片発見 人骨と推定

 2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、今年3月下旬に引き揚げた旅客船セウォル号の船内で11日午前、人骨とみられる骨片1個が新たに見つかった。10日にも船内捜索で人骨と推定される骨2個が発見され、身元確認のため科学捜査研究院に送られた。DNA鑑定には1か月ほどかかる見通しだ。

 ◇ケーブルテレビなどの加入者 3千万人に迫る

 韓国未来創造科学部は11日、昨年下半期にケーブルテレビ、IPTVなどの有料放送の加入者が3000万人に迫ったと発表した。上半期より約89万人増えた。このうち通信大手KTとその系列が30.18%を占め、法定上限の33.33%に近づいている。

 ◇4種混合ワクチンなど不足 接種延期を勧告へ

 韓国の疾病管理本部は11日、輸入に頼っているジフテリア、破傷風、百日ぜき、ポリオの4種混合ワクチンとポリオワクチンが不足しており、満4~6歳の追加接種を一時的に延期するよう勧告する方針を発表した。仏製薬大手サノフィの系列会社が独占供給している4種混合ワクチンにヒブを加えた5種混合ワクチンへの転換を進めているため、一時的にワクチンが不足する可能性があるという。

最終更新:5/11(木) 18:34

聯合ニュース