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【楽天】則本、100球完封締め!11人目の4戦連続2ケタK「今日はヤバかった」

スポーツ報知 5/11(木) 6:07配信

◆楽天5―0ロッテ(10日・コボパーク宮城)

 楽天・則本が12三振を奪う2年ぶりの完封で4勝目を挙げた。三塁を踏ませない圧巻の投球で、14年の能見(阪神)以来、11人目の4試合連続2ケタ奪三振。楽天では初の快挙となった。打線は初回、不振にあえぐアマダーの3号満塁本塁打で先制。投打がかみ合い、首位を快走している。

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 おもしろいようにロッテ打線のバットが空を切った。則本は6回2死一塁で鈴木から142キロのスプリットで空振り三振を奪って10個目の三振。4試合連続2ケタ奪三振は球団史上初で史上11人目、21度目の快挙だ。

 「今日はヤバかったです。真っすぐがよかったので、それもあって変化球が生きた。早いカウントで勝負できたのがよかったし、全体的によかった。100点です」

 9回5安打12三振を奪い、100球ちょうどでの完封劇。ゼロ封は15年6月14日の中日戦(コボスタ)以来2年ぶりだ。梨田監督も「素晴らしいと言うしかない。(16年に)監督になってからは最高の投球だったと思う。教科書みたいなお手本だよ」と最大限の賛辞を贈った。完璧とも言える投球は、尽きない探求心を持つドクターKが進化した姿を見せたマウンドだった。

 この試合で奪った12個の三振のうち、半分6個の決め球はフォーク系。シーズン開幕直後は135キロ前後だったフォークを改良した。握りを浅くして球速をアップさせるスプリットに取り組んだ。「フォークはどうしてもボールゾーンでの勝負になる。ストライクゾーンで勝負できれば」。スプリットの最速は143キロをマーク。落ち幅は小さくなっても、空振りは奪った。14年から3年連続最多奪三振に輝く右腕の投球の幅がさらに広がった。

 100球での完封は、プロ通算18度目の完投で最少の球数。則本も「今日は三振よりも球数が少なかったことが一番」と振り返った。3日のオリックス戦(コボパーク)では9回に失点して完封、完投を逃した悔しさをぶつけた。WBCのチームメートだった3試合連続完封をしていた巨人・菅野にメールで「次、(完封を)やれるように頑張ります」と宣言したとおり、有言実行した。

 守護神・松井裕が開幕から29試合で19登板するなど、リリーフ陣はフル回転して開幕からのスタートダッシュを支えた。そんな中、エースの自覚を胸に9回を投げきって、首位のチームにさらに勢いをもたらした。「次も一生懸命投げ抜いて、チームが勝てるように頑張ります」。この試合は「ブラックユニホーム」を着用。古来より強さ、力の象徴であり、力強さを表現するために今季8試合で使用する。“黒い力”を味方につけた則本の会心の投球だった。(安藤 宏太)

最終更新:5/18(木) 5:20

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