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【DeNA】平良、プロ1勝!巨人から移籍後初登板初先発「勝つことが恩返し」

スポーツ報知 5/11(木) 5:33配信

◆中日1―3DeNA(10日・ナゴヤドーム)

 新しいチームメートとハイタッチを交わし、ポーカーフェースが崩れた。FA移籍した山口俊の人的補償で巨人から加入した平良が、移籍後初登板初先発で5回を3安打1失点と好投。沖縄出身のスリークオーター右腕が4年目でプロ初勝利だ。「勝つことがどっちに対しても恩返しになると思う。勝てて良かったです」。人的補償で移籍した投手が、FA移籍した投手よりも先に勝ち星を挙げるのは、07年、巨人に移籍した門倉の補償で横浜入りした工藤に次いで4人目となった。

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 激動の4か月だった。1月5日にDeNA入りが決定。2月の春季キャンプは沖縄・宜野湾で行われた1軍に名を連ねた。4年目で初の地元凱旋とあって、最初から飛ばした。2月25日の古巣・巨人とのオープン戦初戦(那覇)で先発を任され、5回無失点と好投したが「少し飛ばしすぎた。あれから状態が落ちてしまいました」。3月以降は2軍での調整を強いられた。

 その間、球速アップに取り組んだ。下半身の力を上半身に連動させることを目指し、居残りトレーニングに励んだ。トレーナーから胸から肩にかけてが硬いとスピードが出ないと指摘され、こまめにストレッチをするようにした。肩回りの可動域が広がり、球速が平均で2~3キロ増。この日は最速145キロを計測した。

 キャンプ期間中には、休日を利用して地元の今帰仁(なきじん)村に帰省。家族や友人と会いながら、ひそかに誓いを立てていた。「1年後に、いい成績を残して帰ってくるぞ」―。ウィニングボールは家族に渡す。「いろんなことがあって、いろんな人に支えてもらいました。これからも勝って恩返ししたいです」とさらなる活躍を誓った。(片岡 泰彦)

 ◆平良 拳太郎(たいら・けんたろう)1995年7月12日、沖縄・今帰仁村生まれ。21歳。北山(ほくざん)高では3年春の九州大会8強が最高成績で甲子園出場なし。13年ドラフト5位で巨人に入団。昨季は4月7日の阪神戦(東京D)で1軍初登板初先発し、4回途中4失点で黒星。今年1月にDeNAに移籍した。180センチ、76キロ。右投右打。年俸750万円。

最終更新:5/22(月) 16:43

スポーツ報知

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