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<内田康夫さん>「孤道」未完のまま12日刊行

毎日新聞 5/11(木) 19:48配信

 ◇続編となる完結編の一般公募受け付けも開始へ

 病気のために中断した内田康夫さんの「孤道」が未完のまま12日、毎日新聞出版から刊行される。これに合わせて、続編となる完結編の一般公募の受け付けも始まる。

 同書は浅見光彦が登場する人気シリーズの3年ぶりの新刊となる。熊野古道で人気の観光スポット、牛馬童子像の頭部が持ち去られた事件と、大阪府高槻市の阿武山古墳をつなぐ謎を追う壮大な歴史ロマン。殺人、祖父のノート、空き巣など物語が展開していた2015年7月に脳梗塞(こうそく)で倒れ、中断。内田さんは今年3月に小説の“休筆宣言”をした。

 「孤道」完結プロジェクトを始めるにあたって、映画、テレビドラマで浅見役を演じた俳優・榎木孝明さんは、「内田作品に魅了されるのは、作品の根底に流れる品格が私たちの心を揺り動かすからだと思っています。それをどこまで踏襲できるかというミッションをクリアできる作品が生まれるのかと、興味と期待はつきません」と談話を寄せている。

 続編の募集要項の詳細は同書巻末、または特設サイト(http://www.mainichi.co.jp/kodo/)。【内藤麻里子】

最終更新:5/11(木) 23:19

毎日新聞