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今年の非加盟国産出見通し、OPECが大幅上方修正

ロイター 5/11(木) 23:15配信

[ロンドン 11日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は11日、今年の非加盟国供給見通しを大きく引き上げた。

原油高で、米国のシェール掘削業者に産出量の拡大を促す状況にあり、過剰供給解消に向けたOPECの取り組みを妨げかねない。

月報によると、非加盟国の原油供給増加見通しを、従来予想の日量58万バレルから同95万バレルに上方修正した。

「米国の石油・ガス各社は、すでに今年の活動を加速させている」と指摘。米シェール産出量は今年、日量60万バレル増と急速な伸びを示す見通しだ。

OPECが産出動向の把握に活用する二次情報源のデータによると、減産目標を掲げる加盟11カ国の4月供給量は、日量2967万4000バレルに減少した。ロイターが算出したところ、合意順守率は111%となり、3月の104%から上昇した。

OPEC月報の公表を受けて原油相場は上げ幅を縮小、北海ブレント先物<LCOc1>は1バレル=51ドルを下回って推移。サウジアラビアが望ましいと考える水準を割り込んでいるが、1年前の48ドル前後からはなお高い。

最終更新:5/11(木) 23:15

ロイター