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<福島・除染収賄>環境省の出先機関職員、起訴内容を認める

毎日新聞 5/11(木) 20:20配信

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染事業を巡る汚職事件で、収賄の罪に問われた環境省の出先機関「福島環境再生事務所」の職員、鈴木雄二被告(57)=福島県南相馬市=の初公判が11日、福島地裁(宮田祥次裁判長)であり、鈴木被告は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、鈴木被告は、同省が発注する福島県浪江町の除染事業で、富山県の土木工事会社「大開工業」が下請けに入れるよう便宜を図った見返りに、2015年9月~16年6月ごろ、同社の元社長から計約20万6000円相当の宿泊や飲食などの接待のほか、現金約2万5000円を受けたとしている。

 検察側は冒頭陳述で「被告は除染の監督職員で、追加工事は監督の承諾で発注されるなど、強大な権限を持つ」とした上で、「元請けに大開工業を参入させるよう口利きした」と指摘した。【高井瞳】

最終更新:5/11(木) 20:20

毎日新聞