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マーリンズ 3日間で遊撃手3人が相次ぎ負傷 首脳陣が用いた苦肉の策とは…

デイリースポーツ 5/11(木) 17:06配信

 「マーリンズ5-7カージナルス」(10日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は先発を外れ、出場機会はなかった。九回2死一、三塁の場面でネクストバッターズサークルで代打に備えたが、前打者が凡退。6試合ぶりに出番なしとなった。チームは初回の4点を守り切れずに逆転負け。今季3度目の3連敗で借金はシーズン最多の7となった。

 前夜は初回の攻撃で球審のストライク判定に対し、執拗に抗議した中堅イエリチとマッティングリー監督がそろって退場処分。二回の守備からイチローが緊急出場する事態に陥ったばかりのマーリンズが再び、非常事態に見舞われた。

 この日の試合で「7番・遊撃」で出場を予定していたリドルが試合前の早出練習で右人差し指を負傷。出場を見合わせることになった。

 慌てたのは首脳陣だ。実は、この4日間でリドルが遊撃手3人目のけが人だったからだ。7日のメッツ戦で好調だった控え遊撃のロハスが右手親指を負傷し、途中交代。精密検査の結果、骨折が判明し、故障者リスト(DL)入りが決まった。その2日後の前日9日のカージナルス戦では、正遊撃のエチャバリアが脇腹を痛めて途中交代。この日の試合前にDL入りが発表された。

 リドルはロハスの代役として8日にメジャー昇格したばかり。エチャバリアに代わって3Aから昇格したロンバルドージのポジションは二塁と三塁。つまり、首脳陣はリドルを遊撃手として考えていた矢先のアクシデントだった。

 結局、首脳陣が用いた苦肉の策は、15年ゴールドグラブ二塁手のゴードンをショートで起用すること。14年まで所属していたドジャースでは遊撃が本業だったが、13年9月以来、約4年ぶりとなる守備位置とあって、試合序盤は明らかにポジショニングに戸惑いを見せていた。二回の守備で初めてゴロ打球を処理すると、マーリンズのベンチは大盛り上がり。平凡な打球だったが、ベンチに戻るとチームメートやコーチ陣からハイタッチで迎えられ、照れ笑いを浮かべていた。

 試合は、初回に4点を奪って主導権を握ったかに見えたが、投手陣が崩れて逆転負け。借金が今季最多の7となったマッティングリー監督は試合後、「まだ5月初旬だ。いろんなことが起こりうる。流れが変わって、いい野球ができるようになる時が来る」「今、私が感じていることを選手たちも感じているはずだ。今こそチーム全体が強い気持ちをもって一丸になる時だ」などと熱く語り、巻き返しを誓った。

最終更新:5/11(木) 17:21

デイリースポーツ