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20年東京五輪まで中垣内体制の方針変えず 人身事故で全日本始動間に合わずも

5/11(木) 17:53配信

デイリースポーツ

 日本バレーボール協会は11日、昨年11月に人身事故を起こし書類送検された中垣内祐一監督(49)の検察判断が下されていないため、コーチとして招聘した元フランス代表監督のフィリップ・ブランコーチを代行監督とすることを決定した。これを受けて、日本協会の鳥羽賢二強化事業本部長が都内で取材に応じ、「検察の判断が下されない中では、公の場での活動は控えるべきと判断した」と、説明した。

 全日本男子は同日、都内で始動。中垣内監督はミーティングで選手たちに「迷惑を掛けた」と謝罪したという。中垣内監督は当面、全日本監督としての対外的な活動を控え、被害者への対応を最優先する。練習などの指揮はとらないが、内部的に強化に携わっていくという。

 6月には新体制で初の国際大会となるワールドリーグも控えるが、それまでに処分が出るかも不透明。足元が固まらない、異例の状況での東京五輪への第一歩となったが、鳥羽強化本部長は「協会マターでは20年まで中垣内体制で継続していく」と、明言。検察の判断で大きな過失が見つからなければ、すぐに監督に就任させる方針だ。

 中垣内監督は、次期監督就任内定後の昨年11月に広島県内で乗用車を運転中に男性をはね、過失運転傷害の疑いで書類送検された。日本協会は同12月にけん責処分を科し、予定通り監督を任せる方針を示していたが、全日本始動までに検察処分が降りなかった。