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【ヴィクトリアマイル 達洋がゆく】<2>粘りが持ち味オートクレール、黛も「すごく良くなっている」

スポーツ報知 5/12(金) 6:04配信

◆第12回ヴィクトリアマイル・G1(芝1600メートル、14日・東京競馬場)

 新政府軍と旧幕府側による戊辰(ぼしん)戦争の後、近代国家としての明治時代が幕を開けた。新撰組副長で知られる土方歳三は、その後は幕臣として箱館・五稜郭で最後まで戦い抜いた。5月11日は土方が戦死した命日(1869年)。そんな歴史に思いをはせていると、粘りが持ち味の大穴候補が頭に浮かんだ。

 そのオートクレールは、準オープンの近3走が〈2〉〈6〉〈2〉着。このGIが重賞初挑戦となる。ハンデ戦ではなく、斤量が同じ55キロになるのは微妙でも、充実ぶりは目をひく。中野調教師は「ここ最近は残り3ハロンで、それぞれ11秒台で粘れているのは、すごい成長」と評価して、「前は馬房でもうるさかったが、今はすごい落ち着いている」とうなずく。

 厩舎に足を運んでの取材中、ちょうど黛騎手が姿を見せた。JRA重賞通算2勝で、GIは4度目の騎乗だ。「なかなかチャンスをいただけることが少ないので、馬の能力を引き出したい。すごく良くなっているし、前、前で競馬をしたい」と、期するものを感じた。

 2年前は18番人気のミナレットが、3着に激走して2000万円超の馬券を演出した。この馬も完全にノーマークな存在。ペースが落ち着きそうなメンバーで、少しでも時計がかかれば活路は見いだせる。(坂本 達洋)

最終更新:5/12(金) 6:27

スポーツ報知

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