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磐田東12年ぶりVへ 地区予選4戦4発エースFW佐藤がショートカウンターの核

スポーツ報知 5/12(金) 8:02配信

 全国高校総体サッカー静岡県大会が14日から、35校が参加して開幕する。西部2位の磐田東は、パスとドリブルを駆使した攻撃的なサッカーが持ち味だ。地区予選4試合で4得点をたたき出した背番号10のFW佐藤瞭太郎(3年)を軸に、MF永井紘太(同)らが多彩な展開を見せる。2005年以来、12年ぶり2度目の優勝を目指す。

 磐東の生命線は“ショートカウンター”だ。相手陣内でボールを奪うと、パスとドリブルを絡めてゴールを強襲する。「傑出した選手はいないが、スキルのある選手がそろった。組織的に守り、素早い攻撃を展開したい」と山田智章監督(52)。前後半80分間、攻めの姿勢を貫き通す。

 4―4―2システムで、攻撃の核となるのがFW佐藤だ。西部予選は4試合5得点中4ゴールを決めた。相手の背後を突く動きが得意だ。1年生FW小宮山拓也と2トップのコンビを組んで1か月だが「小宮山はボールが収まり、二人の距離間を常に意識する」と、連係面も向上してきた。

 天竜中出の佐藤は、3月末の県ユースAリーグからエースナンバーを背負う。例年10番は昨年が磐田ユース出のMF久米晧次郎(東海学園大1年)などクラブ出身者が占めてきた。山田監督は「中体連選手では珍しいが、佐藤は何より負けん気強さが魅力」と、新エースに期待を込めた。

 攻撃の起点は左・永井紘太、右・原田育海の両ウイングが務め、頻繁なサイドチェンジで相手をかく乱。さらに突破力のあるFW田中想平(全て3年)らが控える。「ポジションにこだわらず、バイタルでは自由に攻めさせる」と指揮官。臨機応変に仕掛けていく。

 昨年覇者・静岡学園のブロックに入り、初戦は県新人戦ベスト4の焼津中央。県ユースBリーグと格下だが、山田監督は「相手の3年生は総体が最後となり、モチベーションが高い」と油断はない。さらに順当なら昨年4強の飛龍、静学と続く。「次を考えず、一戦必勝です」と指揮官。攻撃サッカーで激戦区に挑む。(青島 正幸)

最終更新:5/12(金) 8:04

スポーツ報知

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