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佐藤酒造(三春)1位 南部杜氏鑑評会

福島民報 5/11(木) 12:04配信

 平成28酒造年度(平成28年7月~29年6月)の南部杜氏(とうじ)自醸清酒鑑評会の純米吟醸酒の部で、佐藤酒造(三春町)の「三春駒」が1位、榮川酒造(磐梯町)の「榮四郎」が2位、稲川酒造店(猪苗代町)の「七重郎」が3位に入り、福島県勢が上位を独占した。
 佐藤酒造の杜氏斎藤哲平さん(34)は入社当時、酒類販売を担当していたが、23年秋から酒造りの基礎を学び始めた。冬は酒蔵の現場、夏は講習会で腕を磨き、昨年10月に杜氏になった。初めて造った日本酒での快挙に「支えてくれた地域の方に恩返ししていきたい」と感謝の気持ちを述べた。
 榮川酒造杜氏の塚田洋一さん(59)は「地域住民と蔵人の力を合わせた仕事が認められてうれしい」と笑顔を見せた。稲川酒造店杜氏の阿部毅(たけし)さん(43)は「歴史ある鑑評会での結果は誇りになる」と品質向上への思いを新たにした。
 鑑評会は明治44年に始まり、98回目。南部杜氏協会加盟の杜氏が所属する全国の蔵元から吟醸酒の部に328点、純米吟醸酒の部に245点、純米酒の部に154点の応募があった。各部門の優等酒の中から入賞酒を選んだ。
 純米吟醸酒の部の上位入賞以外の県内の受賞酒は次の通り。
 ◇吟醸酒▽8位=吉の川酒造店(喜多方)「会津吉の川」▽11位=国権酒造(南会津)「國権」▽優等酒=稲川酒造店「稲川」、四家酒造店(いわき)「又兵衛」、榮川酒造「榮四郎」、佐藤酒造「三春駒」、豊国酒造(古殿)「東豊国」、名倉山酒造(会津若松)「名倉山」
 ◇純米吟醸酒▽優等酒=国権酒造「國権」、四家酒造店「又兵衛」、豊国酒造「超」、仁井田本家(郡山)「穏」
 ◇純米酒▽優等酒=吉の川酒造店「会津吉の川」、稲川酒造店「稲川百十五」、仁井田本家「穏」、佐藤酒造「傳」

福島民報社

最終更新:5/11(木) 12:37

福島民報