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学校史切り取り 群馬県立図書館でも被害 3冊20ページ

上毛新聞 5/11(木) 6:01配信

 群馬県立図書館(前橋市日吉町)が所蔵する県内の小中学校の学校史や記念誌3冊の計20ページが切り取られていたことが10日、分かった。愛知、岐阜など9県の図書館でも同様の被害が確認されている。

カッターのような刃物で

 被害に遭ったのは、1996~2006年に発行された、榛名町立第七小、長野原町立第一小、渋川伊香保中の学校史や創立記念誌。卒業記念の集合写真や学校生活を記録した4~8ページがいずれもカッターのような刃物で切り取られていた。

 他県の図書館の被害を受け、職員が9日に学校史関連の書籍約200冊を調べ、発見した。3冊はいずれも自由に閲覧できるコーナーに置かれていた。

 県立図書館の関口裕子調査相談係長は「何が目的か見当もつかない。とても残念。コピーもできたはず…」と困惑した様子。今後は巡回の回数を増やしたり、来館者に荷物をロッカーに入れるよう指示を徹底するなど対策を講じるという。

 上毛新聞が同日、開館していた県内37の図書館に聞いたところ、同様の被害を確認しているところはなかった。太田市の中央、尾島、新田、藪塚本町の各市立図書館は被害の有無を調べたという。市学習文化課の小谷野仁志課長は「本はたくさんの人が見るもの。大切に扱ってほしい」と話していた。

上毛新聞社

最終更新:5/11(木) 6:11

上毛新聞