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<高校陸上>総体県予選12日開幕 期待の各種目を展望、注目選手は

埼玉新聞 5/11(木) 10:30配信

 陸上の埼玉県学校総体高校の部は12日から4日間、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で男女計41種目が行われる。各種目とも上位6位(競歩、混成、女子の棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げは4位)までが南東北(陸上=7月29日~8月2日・山形)で開催される高校総体の最終予選となる北関東大会(6月16~19日・千葉)に出場する。好記録に期待できる各種目を展望する。

 男子で最も注目したいのが、昨年の高校総体100メートルで4位入賞の佐野陽(立教新座)だ。100、200、400メートルリレーに出場予定で本職の100メートルでは10秒44の自己ベスト更新を狙う。対抗馬は、地区予選の200メートルで大会新の21秒52をマークした同校の利田大紀。調子を上げてきていて、好勝負になりそう。

 県高校新への期待が懸かる八種競技の北村一真(昌平)は昨年の高校総体5位入賞と実績は申し分ない。ただ今回はけが明けで万全とはいえず、北関東へ向け記録よりも感覚をつかみたい。

 800メートルでは昨秋の日本ユース2位の入江亮輔(春日部共栄)の好記録に期待大。初日の1500メートルで、一度ペースをつくってから本職の800メートルに合わせていく。

 跳躍では三段跳びの冨田健人(本庄第一)が有望株。14メートル71の自己ベストを上回る15メートル越えを狙う。走り高跳びは森山健太、2年生秋山智也の武南勢を軸に展開される。

 女子は砲丸投げが熱い。2年生ながら連覇を狙う大野史佳(西武台)が本命。けがの影響で本格的な練習を始めたばかりだが、砲丸の軌道がよくなり14メートル越えも視野に入る。練習でのアベレージが上がってきている高校総体8位入賞の松下ちひろ(川口総合)との一騎打ちが見ものだ。

 短距離では、新井美鈴(国際学院)が力強い。苦手のスタートが改善され、2年生ながら100、200メートルの個人2冠を視界に捉える。100メートル障害は4位入賞の日本ユースで13秒90を出した小山田環(昌平)が有力。ともに昨年の高校総体で準決勝に進んだ400メートルの岩田芽生(昌平)、400メートル障害の滝沢瑞季(本庄東)も実力者。長距離では大塚沙弥(大宮)が1500、3000メートルで2年連続の2冠に挑む。

 跳躍では、助走スピードが向上した小野瀬桃華(埼玉栄)が走り幅跳び、三段跳びの2種目制覇を目指す。走り幅跳びは鈴木莉琴(聖望学園)も好調を維持しており、ハイレベルな戦いになる。昨秋の日本ユースを制した走り高跳びの小池芽生(武南)は、ピークはもっと先だが地力は十分。

 今年から高校総体の新種目となった女子の棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げの中では、棒高跳びの橋本直、和田沙也夏の越谷南勢から目が離せない。今月5日の越谷市記録会で県高校記録を更新する3メートル85を跳んだ橋本が一歩リード。

最終更新:5/11(木) 10:30

埼玉新聞