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【兵庫県知事選】中川暢三氏インタビュー「自治体に経営感覚を取り入れたい」

選挙ドットコム 5/11(木) 7:00配信

【兵庫県知事選】中川暢三氏インタビュー「自治体に経営感覚を取り入れたい」

7月2日に投開票が予定されている兵庫県知事選挙。現時点では、現職で5期目を目指す井戸敏三氏(71)、共産党推薦で元兵庫労連議長の津川知久氏(66)、前加西市長の中川暢三氏(61)、コラムニストの勝谷誠彦氏(56)が立候補を表明しています。

選挙ドットコムでは先日のインタビューに続き、中川暢三氏にお話をお聞きしました。

現在の兵庫県政には「経営感覚」が欠けている

-選挙ドットコム編集部(以下、編集部)
まずは、今回、兵庫県知事選に出馬することを決意された思いをお教えください。

-中川暢三氏(以下、中川氏)
私が兵庫県知事選に出馬することを決意した理由は、主に3つあります。
1つは兵庫県が私のふるさとだからです。市長も務めた加西市で生まれ育ちました。
2つ目は東京都や大阪府などに比べて、兵庫県が遥かに遅れているからです。良いものを持ちながら、ほとんど生かせておらず、行政の非効率や各種規制が民間の経済活動を阻害しています。これを打破したいのです。
そして3つ目は、知事の多選の弊害を感じているからです。現職は5選を目指していますが、これはあまりに長すぎます。20年もすると時代はとっくに変わっています。

-編集部
兵庫県知事候補予定者として、兵庫県の現状をどう捉えていらっしゃいますか?

-中川氏
経営感覚が不足し、新しいことへのチャレンジが停止しています。
兵庫県の年間予算は連結で約3兆2000億円ですが、現在やっているのはそのお金を「どう振り分けるか」ばかり。例えば、福祉の予算が足りないから道路を作る予算を削って福祉に回そう、といった感じですね。
しかし、これは経営ではありません。お金が足りないならどうやって生み出すか、同じお金を使ってどれだけ一石二鳥にも三鳥にもなる事業をするか、同じコストでいかに付加価値を高めるか等、自治体経営の発想が県庁にも県議会にもありません。

また、役所業務の生産性の低さや、物事を決めるスピードの遅さは前近代的と言っても過言ではありません。歴代知事が2年かかってやっと決めていたようなことを、例えば1~2ヶ月で結論ができるようにすれば、アイドリング・タイムを減らして生産性はグッと向上します。私が知事になったら、スピード感を持って意思決定し結論を出していきます。

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最終更新:5/11(木) 7:00

選挙ドットコム