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売り物の鍋の中に猫?! 保護猫にやさしい金物店

sippo 5/11(木) 11:31配信

 高松駅近くの兵庫町商店街にある、創業60年を超える調理道具専門店「石崎金物店」(
香川県高松市兵庫町)。ここに、陳列している商品のフライパンや鍋に猫が入って寝ていると聞いて伺いました。

【写真特集】金物店の猫たち

 早速出迎えてくれたのは、店先の歩道で営業をかけるリリー(14歳♀)。そしてこの日はとても寒くて、一番人気の看板猫・ミー(14歳♀)とモコ(13歳♂)は鍋の中ではなく、箱の中で毛布に包まっていました。道行く人が次々と足を止めて、また、自転車を停めて猫たちに挨拶をしていきます。店内に入ると、レジの上でドーンと店番をしているマイ(5歳♀)、美人で愛嬌をふりまくナン(4歳♀)がいました。

 猫ファンのお客さんと、お店のご主人のおしゃべりで店内はとても賑やか。冬の金物は冷えていますが、店内はあったかムードです。

 今では立派な看板猫たちも、ノラが来てお店で産んだ子だったり、彷徨(さまよ)い疲れてお店に辿り着いた子だったりと経歴はいろいろ。この日はいませんでしたが、ご主人は猫をお店に置いて、飼い主を探すことを続けているのだそう。なんと、今までに捨て猫など50匹以上の里親を見つけている「保護猫金物店」だったのです。

 見せていただいたのは、幸せに暮らす猫の飼い主さんからの手紙や写真の数々。見違えるほど大きく成長して、我が物顔で写っている猫のご主人は、またひと回り大きな鍋を買いに来るのでしょう。

(辰巳出版「猫びより」から)

sippo(朝日新聞社)

最終更新:5/11(木) 11:39

sippo