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土星北極の目のような六角形、カッシーニが撮影

sorae.jp 5/11(木) 9:22配信

観光地では多くの人がお決まりのフレーミングで写真を撮ってしまうのですが、それは宇宙でも同じこと。土星で最後となるミッション「グランド・フィナーレ」を開始した探査機「カッシーニ」が、同惑星では著名な北極側の六角形のジェットを撮影しています。
 
2017年1月22日に土星から90万キロ上空で撮影された、今回の画像。土星の六角形のジェットはその幅が約3万2000kmにも達し、時速320kmの高速ジェットが周回しています。1980年代にボイジャー計画によって発見されたこの現象は、季節の変化(太陽光)によって六角形の色が変化するという興味深い特性も知られているのです。
 
NASAは公式声明にて、「太陽から土星までの距離は、地球までの距離の10倍。そして太陽光の強さは1/100にまで弱まります。それゆえにこのような色の変化が起こっても、温度の変化は少ないのです」と伝えています。カッシーニが9月15日にミッションを終えるまで、さまざまな土星の謎が解明されることを期待したいですね。

最終更新:5/11(木) 9:22

sorae.jp