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昭和電工、中国の高純度アルミ箔拠点能力を3割増強

鉄鋼新聞 5/11(木) 6:01配信

 昭和電工(社長・森川宏平氏)は10日、中国・南通のアルミ電解コンデンサー用高純度アルミ箔拠点の生産能力を増強すると発表した。年内に真空焼鈍炉などを増設し、月産能力を3割増の800トンまで引き上げる。今後設備導入を進め、11月からの稼働を目指す。

 「昭和電工アルミ業(南通)有限公司」(SDAN)は、堺事業所から高純度アルミ箔の中間製品(箔地)を調達し、洗浄や焼鈍などの最終加工をする現地製造拠点。11年11月に設立し、13年9月から出荷を開始した。足元では真空焼鈍炉3基にスリッターや洗浄機を保有し、月産能力は600トン体制となっている。
 中国では、近年堅調に推移する太陽光発電需要に加え、生産の自動化を目的とした産業機器需要の拡大や自動車の急速な電装化を背景に、同社で生産するハイエンド品の市場が拡大。こうした需要を捕捉しているSDANは現在フル稼働が続いている。こうした中、目先も中国市場の成長が期待できるとして生産設備の増強を決めた。

最終更新:5/11(木) 6:01

鉄鋼新聞