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ナマコ密漁防げ 2千万円で赤外線カメラ導入 北海道岩内町に2台 夜も撮影可能

北海道新聞 5/11(木) 7:01配信

中国で人気 密漁組織化

 道内の日本海沿岸で頻発する組織的なナマコ密漁への対策として、岩内郡漁協は夜間撮影可能な高感度赤外線監視カメラを導入した。北海道岩内町の敷島内地区に2台設置し、24時間体制で運用する。

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 小樽海保管内では近年、密漁の組織化が指摘されており、ナマコの押収量も増加傾向。後志沿岸では中国で人気の高い、表面の突起が太く形の大きいナマコが捕れるため、密漁組織に狙われやすいとされる。

 導入したカメラは上下左右に360度回転でき、最大360倍までズームが可能。録画機能付きで、昼夜を問わず数キロ先の船影まで確認できる。同漁協事務所のモニターで操作し、リアルタイムに終日監視できる仕組みだ。3月上旬から関連工事を行い、3月31日に本格運用を開始した。

 カメラ2台とモニターなどを合わせた設置費用は計1990万円で、全額を道の地域づくり総合交付金と町の補助金で賄った。

北海道新聞社

最終更新:5/11(木) 7:01

北海道新聞