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製造業向けIoT、導入事例から費用対効果を“見える化” 経産省が評価基準策定

日刊工業新聞電子版 5/11(木) 13:17配信

RRIの公開事例に採点、事前検証に活用

 経済産業省は製造業のIoT導入事例を評価できる仕組みの構築に乗り出す。IoT化の進展具合などを事例ごとに比較できるようにし、導入を検討している企業を支援する。特に、費用対効果の事前検証などでの利用を見込む。まずロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)のホームページで公開中の先進事例を対象に、評価基準を策定する。

 経産省はRRIが公開している事例検索システム「IoTユースケースマップ」を、2017年度中をめどに拡充する。現在は各事例ごとに企業データや取り組み内容を記しているが、今後、数項目に関して採点された定量的な評価も掲載していく方向だ。具体的な評価項目や採点方法は、これから詰める。

 掲載内容の拡充により、IoT化で得られている効果などを比較・検討できるようにする方針。これによって、導入を検討している企業が、投資の判断材料などとして利用できるようにする。とりわけ、資金や情報の限られる中小企業に活用してもらう考えだ。

 RRIはIoTユースケースマップを3月に正式に公開した。現在、200件超の事例を掲載している。

最終更新:5/11(木) 13:17

日刊工業新聞電子版