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クルド人組織に武器供与、トランプ大統領が承認

ロイター 5/11(木) 14:14配信

 トルコのタイイップ・エルドアン大統領の訪米を来週に控えたドナルド・トランプ米大統領は、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)と戦うクルド人武装組織「人民防衛隊」(YPG)に武器を供給することを承認したが、この結果、既に冷え込んでいるいるトルコとの同盟関係のさらなる悪化が懸念される。
 今回の決定について、トルコのメブリュト・チャブシオール外相は5月10日、武器供給はトルコの安全保障に対する直接の脅威となると反発。
 YPGを含むシリアの反体制勢力は、オバマ政権時代からISとの戦闘で米軍の支援を受けてきており、ISが「首都」とするシリア北部のラッカの奪還を目指す米軍にとっても、クルド人の協力は欠かせない。
 しかし、米国がYPGに直接武器を供給するとなると、トルコとの同盟関係が微妙になってくる。
 エルドアン大統領は、YPGは米国もテロ組織と認めているトルコ分離独立派と関係が深いと指摘。クルド人勢力への支援の代わりに、アラブ人反体制派への援助をオバマ政権時代から引き続き強く米国に要請している。

(アメリカ、ワシントン/トルコ、アンカラ/シリア、ラッカ、5月10日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:5/11(木) 14:14

ロイター