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子どもに「うざい」と言われたら… 親も子離れが必要なとき

ベネッセ 教育情報サイト 5/11(木) 14:01配信

最近子どもが「うざい」とよく言うな…と思っていませんか?あまり日常においても使いたくない「うざい」(うざったい)という言葉ですが、子どもが親に対して持つ鬱陶しい、面倒だという気持ちはある程度理解できるもの。ご自身も子どもの頃には「ほおっておいて欲しい、そこまで気にかけないでほしい」という気持ちが多少なりともあったことでしょう。子どもにうざいと思われないためには、どうすればいいのでしょうか。

うざく思うのは「感謝できない」から

まずご自身の立場で考えてみましょう。自分が願ってもいないのに自分の生活をチェックされ、正しい方法を指導され、間違えれば勝手に直され、「せっかくしてあげているのに」と言われたら、やはり「うざいな」と思うはずです。これを「ありがたいことだ」と思えたとき、うざいという感情は消え去ります。親になって親のありがたさがわかったとき、そんな気持ちだったのではないでしょうか。思春期にある子どもは、理由のないいらだちに苦しんでいます。そんなときに、今当たりまえにある生活を感謝することは難しいのです。

子どもとの間に一線を引く

子どもにうざいと思われないために必要なのは、子どもとの間に一線を引くということです。いままでは子どもより先回りをして考え、「後で困ることにならないように」と子どもにアドバイスしたり、注意したりしていたと思います。様子をみながら、これを徐々にやめてしまいましょう。

忘れ物ひとつとっても、「忘れてもなんとかなる」ということであれば、本人が忘れて実際に困るまで口出しする必要はありません。幾度か困りごとが続けば、そのうち自分自身で何とかするようになります。あるいは助けを求めてくるかもしれません。そのような場合には、求められただけの手伝いをしてあげましょう。どうなると困るのか、その判断を親であるあなたが最初からしてはいけないのです。

つまり、親も子離れが必要だということ

「自分が何かしなくても結構なんとかなってしまうものだ」と考えるのは、親としても少し寂しく感じられるかもしれません。しかし、今はその距離が求められているとき。親も子離れをしたほうがうまくいくのです。日々の生活の中で、「これをしてあげなくちゃ」と思った時には、「しなくてもなんとかなることでは?」と考えてみましょう。多少だらしなくなっても、多少生活リズムが乱れても、子どもはいつか自分のペースを自分自身で確立してくれる日がきます。

ただし、食事だけは成長の基礎となるもの。まだ自分自身でコントロールできるものではないので、少し気をつけて用意してあげてください。「食べなさい」ではなく、「用意してあるから」と。「うざい」を繰り返す時期であれば、そんな声かけで十分です。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:5/11(木) 14:01

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